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X線検査による所見

 60歳以上の女性で、腰や背中に慢性的な痛みの症状があり、腰が曲がっているような場合は骨粗しょう症を疑いましょう。

骨粗しょう症の診断は、問診、視診、およびX線検査などからおこなわれます。
そのほか、アイソトープやX線の吸収度で測定する方法や、超音波を用いる方法、「DXA法」や「QCT法」がおこなわれます(「DXA法」はX線の吸収度から測定する方法で、「QCT法」はCTを用いる方法です)

骨粗しょう症の場合、X線検査をおこなうと次のような所見があります:

 スの陰影濃度・・・骨粗しょう症では、陰影が薄くなります。
◆ァ峭梁(こつりょう)」・・・骨の網目構造のことを「骨梁(こつりょう)」といいます。骨粗しょう症の場合、椎体の骨梁が細く、小さく、粗くなります。
.変形・・・椎体は椎間板に圧迫されて、魚椎(ぎょつい)や楔状椎(けつじょうつい)、偏平椎(へんぺいつい)といった変形がみられるようになります。さらに骨粗しょう症が進行すると、変形だけではおさまらなくなり、圧迫骨折(あっぱくこっせつ)がみられるようにさえなります。
*圧迫骨折(あっぱくこっせつ)・・・骨の上下方向に圧力が加わったときに生じる骨折です。かかとを強く打ったときに、骨折を起こすことがありますが、これは長管骨(ちょうかんこつ)の圧迫骨折です。

ただし、X線上で診断される程度と、腰痛や背中の曲がり(円背(えんばい)と呼ばれる状態で背中が丸くなります)具合は必ずしも一致するわけではありません。

author:atsp01, category:-, 21:40
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